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2019アニバーサリーkrone×手紙社コーヒーものがたり

Moi! フラーネンです♪

 

前回のブログから日が開いてしまいましたが…

3月25日がオープン記念日だったkrone。前回、ブログでお伝えしたアニバーサリー記念グッズ「krone×樋口たつの」に引き続き、今回は「krone×手紙社」のコーヒーについてご紹介します。

2019 krone×手紙社 アニバーサリー記念グッズ【オリジナルブレンドコーヒー】

ねこブレンド

ぞうブレンド

 

 

【手紙社について】

「東京蚤の市」や「布博」など、数々の人気イベントを主催したり、雑貨店やカフェを展開する編集チーム。手紙社の主な拠点は東京都調布市ですが、kroneと同じく鎌倉・長谷に、雑貨を扱うショップ「手紙舎 鎌倉店」もあります。

手紙社 公式サイトはこちら>>

 

2019年アニバーサリー記念オリジナルグッズ
krone×手紙社「オリジナルブレンドコーヒー」が生まれるまで…

kroneのコンセプトは「おうち時間をもっと楽しく」です。今年のアニバーサリー記念グッズの企画も、それを第一にじっくり考えています。

以前からコーヒー好きのkroneスタッフの間では「コーヒーに関する商品を展開したい!」という意見がたびたび出ていました。おうちでゆったりとコーヒーを飲むくつろぎの時間を、kroneならではの商品でお客様にご提案したかったのです。

とはいえ、専門的な知識や技術があるわけでもなく、「自分で楽しむ範囲」でのコーヒーしか知らなかったため、何をどうやってお客様に提案しようか…、と考えあぐねておりました。

そして今回、アニバーサリー記念グッズのひとつにイラストレーターの樋口たつのさんデザインのキャニスター缶を作ることが決定したとき、「そのキャニスターに入れられるコーヒー豆も企画しよう!」ということになったのでした。

日ごろからイベントへの出店や鎌倉でのご近所さん同士、交流のある手紙社のカフェでは、店内に焙煎機を置いて自家焙煎をしているという情報を聞いていた私たちは、さっそく手紙社の珈琲マスター・セキネさんにコンタクトをとり、kroneだけのオリジナルブレンド豆を作っていただきたい!とリクエストしました。

さらに、アニマルキャニスターのデザインである「ねこ」と「ぞう」をイメージして、「軽め」「重め」の仕上がりにしてほしい、というざっくりとしたお願いまで。

 

そしてできあがったのが、リクエストした通りの「ねこブレンド」と「ぞうブレンド」でした。パッケージはアニマルキャニスターと同じ、樋口たつのさんのイラストです。

●ねこブレンド

苦味が控えめで、フルーティな味わいの特徴がある東アフリカのルワンダとエチオピア産のコーヒー豆をブレンド。浅煎りですっきりとした酸味も楽しめます。

●ぞうブレンド

しっかりとコクのある中米グアテマラ産の豆と、苦味の中にナッツの風味がある南米ブラジル産の豆をブレンド。深煎りにしてどっしりとした味わいです。

 

わたくしフラーネンはコーヒーにたっぷりミルクを入れて飲むのが好きなので、どちらがカフェオレにおすすめか珈琲マスター・セキネさんに尋ねたところ、

「最近のトレンドとしては酸味のあるコーヒーにミルクを合わせるカフェが多いですが、個人的にはコクと苦味が深いコーヒーに1/3に、温めたミルクを2/3の割合でたっぷり入れたカフェオレが好きです」とおっしゃっていました。

つまりどちらのブレンドでもカフェオレにおすすめで、味のお好みで選んでいただけます!

 

 

 

手紙舎の珈琲マスター・セキネさんが教えるkroneオリジナルブレンドの美味しい淹れ方

 

まずはこちらをご覧ください。

ねこブレンドは浅煎り。ぞうブレンドは深煎り。豆の色の濃さが違うだけでなく、豆の粒の大きさも違います。

セキネさんによると、コーヒー豆は焙煎時間が長くなるほどふっくらと大きくなっていくそう。そのため一袋に同じ分量が入っていても、浅煎り・深煎りによっては豆の量が多かったり少なかったり見えるんです。

私は知らなかったので、目からウロコのような新知識でした。

 

①豆を量る

今回はkroneの店頭で試飲会を行ったため、5カップ分淹れる際の「おいしい分量」を教えていただきました。ご家庭で1~2カップだけ淹れるときのおすすめの分量ではありませんので、目安として読んでいただければと思います。

5カップ分のコーヒーを淹れる際のおすすめの分量は、

ねこ:42g
ぞう:44g

ご家庭で淹れる場合ははかりを使わず計量スプーンで豆を量ることが多いと思うので、一度おすすめの分量で試していただき、以降はお好みで調節するのがいいかもしれませんね。

 

②豆を挽く

ねこブレンド、ぞうブレンドともに中細挽きがおすすめです。グラニュー糖ぐらいの粒が目安です。

 

③お湯の温度について

ねこ:約88℃
ぞう:ねこブレンドよりも低めがおすすめ

沸かしたお湯を一度コーヒーポットに注いで、少し待ってからドリップやかんに戻すと程よい温度になります。

ねこブレンドは多少熱いお湯でも大丈夫だそうですが、ぞうブレンドは熱いお湯だと苦味が強調されるため、低めの温度のお湯でゆっくり抽出するとマイルドな味わいに仕上がるとのことです。

 

④淹れる

1:挽いた豆をドリッパーにセットし、表面を平らにならす

2:用意したお湯をできるだけゆっくり、ぐるりと注ぎ豆全体を湿らせ、その後30秒蒸らす

※フィルターにお湯をかけないように
※全体にお湯をいきわたらせつつ、下から1、2滴抽出液が落ちるか落ちないか程度が理想的なお湯の量

↑この加減がむずかしいんですよね~~(-_-;)

3:蒸らし終えたら、豆の中央にめがけて出来るだけゆっくりポタポタとお湯を垂らす(1分くらい)

↑お湯を細くポタポタと落とす加減がとってもむずかしい…

 

4:周囲の土手を崩さないように、1円玉程度の大きさにお湯を回し淹れる

5:5円玉大、10円玉大と、少しずつ回し淹れるお湯の注ぐ量を増やしていく

 

6:最後はドリッパーのフチぎりぎりまでお湯を回し淹れながら仕上げる

※できるだけ最後まで周りの土手を崩さないように淹れること。
※ちなみにねこブレンドのほうが土手が崩れやすいそう。ぞうブレンドのほうはお湯をたくさん含んでくれます。

7:ドリッパーのお湯が下に落ち切らないうちに取り外して、出来上がり!

※ドリッパーに残っている最後のほうのお湯には「雑味」があるため。←こちらもお好みで判断を

 

できあがったコーヒーは、セキネさんが最初に話していてくれた通りの仕上がり。

ねこブレンドはフルーティな酸味。
じつは酸味のあるコーヒーが好みではなかったフラーネンですが、ねこブレンドの飲みやすさには惚れ惚れしてしまいました!ブラックで飲むならこっちだ!眠くてぼけ~っとしてしまう朝にも、意外とこちらのほうがスッキリとした後味で飲みやすいかも?と思いました。

ぞうブレンドはその名の通りどっしりとした苦味(確かにミルクたっぷり入れるのが合いそう!)がありつつ、後味は重たくなくさわやかな仕上がり。酸味がまったくなく、深煎りの香ばしさやナッツの風味が楽しめます。寝起きに喝を入れるにも良し、カフェオレにして午後のコーヒーブレイクに味わうも良し、といった感じです。

 

 

珈琲マスター・セキネさんのいるお店は「本とコーヒー tegamisha」

東京都調布市、京王線の「柴崎駅」より徒歩1分の場所にある、手紙社がセレクトする本と文房具のお店「本とコーヒー」。その店内奥にカフェスペースがあります。

焼き菓子やスイーツもありました。セキネさんが淹れるコーヒーと甘いもの…至福のひと時でしょうね~!

 

さらに奥にはドーンと焙煎機が設置してあります。ここでローストしたコーヒー豆が、kroneに届けられたんだな~と思うと、うれしいです~!

 

セキネさんに教わったコーヒーの淹れ方は、後日鎌倉のkrone-husで開催したアニバーサリー記念イベントにて実践させていただきました。

店内でコーヒー豆をハンドミルで挽き、淹れている間の香りも素敵でした。

満足のいく仕上がりになるまで練習を重ねて提供させていただきましたが、実際にイベント開催中ご来店くださったお客様、お味はいかがだったでしょうか~?

 

krone×手紙舎コラボのコーヒー豆は現在も鎌倉の店頭と、オンラインショップでお買い上げいただけます。

まだお試しになってない方は、ぜひ一度お味見を♪

この記事を書いたスタッフ

フラーネン
ムーミンママにお世話されたい願望あり。
店頭でよく「北欧の方ですか?」とお尋ねがありますが、生まれも育ちも日本でございます。
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